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私の支柱を使った、きゅうりの育て方

こんにちは、荘司です。
きゅうりって新鮮さで味が大きく変わる野菜です。
新鮮なものが食べたいので自分で育てて食べています。
「きゅうりってどんな風に育てるんだろう?」

 

このような疑問に対して答えてみようと思います。

この記事を書いている私は自然栽培農家さんへ研修へ行き

自身の農園で果樹や野菜を育てていて、もちろんきゅうりも育てています。

キュウリの写真

きゅうりの知識

キュウリって最初なんでこんなに美味しくないと思ってたのかなと思った時に

硬くてみずみずしさと甘さがないからだと感じています。

たぶん収穫から輸送の期間で水分と甘さが抜けてしまうんでしょうね。

収穫したてのキュウリは硬すぎもせずにみずみずしく甘いんですよ。

もしキュウリが苦手な方がいたら収穫したてのキュウリを食べてもらいたいものです。

もちろん品種も選ぶ必要があり私は上高地というキュウリを主に育てていますよ。

播種

種蒔きは4月(ハウスなら3月)に行います。

腐葉土を用いて4号ポットに3粒を指の爪程度まで押し込み

十分に水をかけて温床内でサーモスタットを用いて日中28℃夜間20℃で保温しておきます。

定植

定植は暖かい風の無い午前中に葉っぱが2枚になったら定植します。

畝は高さ25cm畝間130cmでマルチャーで135cm透明マルチを張り

株間は30cmで2cm上の浅植えで植えていきます。

定植したら十分な水を株下にあげて活着をよくします。

支柱たて

定植と同時期に支柱は立てます。

アーチ状のものなのでかさばり小回りが利かないので

定植前に支柱をたててネットを張った方が楽かもしれませんね。

生育期

4節目以下のわき芽をとり除き雌花の摘花も同様に行います。

これは下部の花は実になって収穫できるのですが実にしてしまうと

草勢を弱める為に後のことを考えて実施します。

ツルが伸びる都度に誘引を行って採光性を上げるようにします。

収穫

6月頃から収穫は始まり朝に収穫を行います。

これは気温が上がってから収穫を行うと実の温度が上がり鮮度が落ちることや

保存場所が暑い所のような場所であると水分が蒸散してしまうからです。

涼しい場所で保存して水が蒸散しないようにラップなどをかけておく必要があります。

種とり

次の年に残したい果実を母本として選んだら

果皮が黄色くなるまで待ってから収穫します。

涼しい場所で1週間ほど置いて追熟させたら

包丁で縦に割り、スプーンなどで種をすくいます。

ポリ袋に種を入れて口を縛って1日発酵させた後

水で洗い、水に沈んだ種を良く洗って取り出します。

天日にあてて乾燥させた後、日陰で1週間ほど乾燥させて冷暗所で保管します。

種はいつまで使えるのか?

基本的には4年間はもつことができ

保管状態が良ければ10年後でも発芽させることができます。

最後に

キュウリって収穫期間が長いので誘引の仕方によっても収穫量が変わります。

収穫のタイミングによっても品質の高い低いがあるので

鮮度をなるべく落とさないようにして収穫したいものですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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