乗馬の服装選びのアイキャッチ

乗馬をする時の服装選び

こんにちは、荘司です。
乗馬をしていて技術面で向上してくると
着ている服装などもこだわってみたくなる方が多いです。
「乗馬用の服装ってどんなものがあるんだろう?」

 

このような疑問に対して答えてみようと思います。

この記事を書いている私は20代後半から乗馬を始め、現在は週1で乗馬クラブに通っています。

乗馬用の服を着ている女性

乗馬用の服装とは

乗馬では馬具とは別に乗馬用の服装があり乗馬に特化した機能を有する服装で

ヘルメット・グローブ・キュロット・ブーツになります。

それぞれ選び方には注意が必要なので下記で説明していきます。

ヘルメット

ヘルメットをする意味は落馬や馬に蹴られるといったことから頭部を守る

という役割を持っています。

なので騎乗している間ではなく馬と接している時も着用されている方は多いです。

馬を周りで見ている分には問題はありませんが馬の身体を洗ったりする場面では

とっさの反応ができない場合が多いので用心をしてという意味あいがあります。

馬場馬術ではシルクハットを競技で使用していましたが

安全性よりヘルメットに移行しています。

自分に合ったサイズの確認方法としては着用してから30分経っても頭が痛くならずに

横に頭を振ってもずれないかで判断できます。

ベルベットタイプ

昔から主流なのはベルベットタイプになります。

しかし見た目は良いのですが

通気性が悪く夏場において機能性は良くないように思われます。

カーボン製やプラスチック製のヘルメット

最近ではカーボン製やプラスチック製のヘルメットが主流になりつつあり

通気性や軽さが向上しています。

グローブ

グローブをする意味はグリップ性を良くすることや摩擦による怪我防止と防寒という役割です。

グローブには素材によって使い方が変わってきます。

グローブは種類も多く普段の生活でも使うことが可能である為に

目的に合わせて何種類か持っていてもよいと思います。

コットン製のグローブ

安価で消耗品として使われるようなグローブになります。

機能性も良く使い勝もよいので普段使用している方が多いのではないでしょうか。

革製のグローブ

革製のグローブは滑りにくい特性を持ちますが高価であり革製品の為

手に馴染むまで時間がかかるので使い続け育てていくという感覚のグローブになります。

メッシュ製のグローブ

メッシュ製のグローブは通気性が良く夏場に重宝されるグローブになります。

急な雨で濡れたとしても乾きやすいので使いやすいですが

もちろん冬場は使わないことが多いです。

キュロット

キュロットを履く意味は馬との摩擦から守ることはもちろんのこと

鞍とのグリップ性を向上させて安定性をもたらしてくれる役割があります。

キュロットには足首部分とお尻・膝部分のグリップ性の違い

数種類に分けることができます。

足首部分

ブリーチタイプとジョッパータイプがあり

ブリーチタイプは足首をまとめるマジックテープがついています

ジョッパータイプにはありません。

これらは好みにもよりますが

足首をキチンと縛りたいと思われる方はブリーチタイプが良さそうです。

お尻・膝部分

膝革タイプ・尻革タイプ・共布タイプがあります。

膝革タイプは膝の内側部分に革を当てたもので擦れる膝部に革をあてがっています。

尻革タイプはヒップから膝の内側にかけて革を当てたもので安定感が高いです。

共布タイプは革部が全くないものになります。

乗馬を初めてまだ短いという方にとっては

尻革タイプは滑り止めの範囲が広いので使いやすいのではないかと思います。

ブーツ

乗馬用ブーツを履く意味は乗馬においては

安定感が大事でブーツは安定を与える役割を持っています。

ブーツにはショートブーツとロングブーツがあります。

ショートブーツ

ショートブーツは足首程度の高さのブーツであり

チャップスとセットで着用するものになります。

ジョッパーブーツ・パドックブーツ・チョッパーブーツとも呼ばれています。

ロングブーツに比べて固定される部分が少ないので歩きやすいです。

ロングブーツ

ロングブーツはつま先からヒザ下まで一体型で覆っているブーツです。

歩きにくいのは難点ですが騎乗した時は

固定される部分が広いのでショートブーツより安定します。

素材の違い

ブーツにはゴム・合成樹脂・本革のような素材の違いもある為、価格が大きく変わります。

ゴム・合成樹脂は価格は安めですが劣化度合が高くフィット感が低くなります。

逆に本革は値段は高めですが劣化度合が低くフィット感が高くなります。

さらに革製品なので使い続けることによって

硬さもとれてさらに自分の足に馴染むようになります。

最後に

今回のお話しで乗馬で使う服装というものは奥が深いなと感じたのではないでしょうか。

機能性はもちろんのことデザイン・価格など、こだわる点は多いように思われます。

価格も決して安いものではないので

闇雲に購入するのではなく理解した上で購入したいですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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