こんにちは、荘司です。
乗馬をしていると乗っている人がかっこいいなと思う時がありませんか?
これは1つには着けている馬具が魅力的なんだと思います。
時にはインストラクターから紹介されたりすることもあるのではないでしょうか。
「馬具ってどのようなものがあるんだろう?」
このような疑問について答えてみようと思います。
この記事を書いている私は20代後半から乗馬を始め、今は週1で乗馬クラブに通っています。
馬具とは
馬具とは乗馬をする時に効率よく制御する為に馬に装着する道具のことを言います。
馬具の中には乗馬にある程度なれてくると使うことが許されるようなものあり
扱いを間違えると馬にとって異常に負荷がかかってしまうものあり
購入する際には自分の力量に気をつける必要があります。
拍車
拍車とはブーツにつけるもので馬に対する扶助を手助けする道具になります。
拍車には長さがあり、15cm~30cm程の種類があり
標準サイズは20cmの拍車になり
長い拍車ほど馬に伝わる扶助が高くなります。
拍車の形状も様々なものがあり、棒拍・輪拍・ギザ輪拍などがあります。
輪拍はかなり強い部類に入る為、高度な要求を行うときに使用します。
気をつけること
拍車は脚が弱い場合に馬に強く伝える為の道具になります。
よって脚を自由に扱える状態でないと
自分が思っている脚とは違った合図になってしまい
馬が驚いてしまうアクシデントが起こる可能性があります。
出典:https://www.tutitatu.com/
拍車革
拍車革は拍車のデザイン性向上のアクセントになります。
自分の好きなデザインを選ぶことができ
拍車は馬場の競技会などでは義務になっているので、適切に使用できるといいと思います。
鞭
乗馬に使用されている鞭は短鞭・長鞭・追鞭の3種類があり
短鞭は馬が止まりそうになった時に支援目的で使うものになります。
短鞭
長さは障害競技では75cm以内と決められている為
短鞭の多くは45cm~75cmの長さが主流になっています。
リストループと呼ばれる持ち手から落ちないような
輪っかがついているものもありますので種類は豊富です。
鞭を使う場所は馬の肩部分になります。
出典:https://www.8989.co.jp/santa/
長鞭
長鞭は動きが重い馬に使用し短鞭よりも効果が大きいです。
逆に軽い馬に使用しすぎてしまうと暴れられることもあるので注意が必要です。
馬術では120cm以内の鞭なら使用可能である為
主に100cm~150cmの鞭が主流となっています。
鞭を使う場所は馬の腰部分になります。
気をつけること
長鞭は馬の後方に当てて使う道具です。
当てる場所や力加減を間違えると
馬が驚いて飛び出すなどのアクシデントが起こります。
なので手を放してでも乗れる力量になってから
使うようにすると比較的落ち着いて使えます。
追鞭
追鞭はインストラクターが使用する鞭であり
調馬策という紐をつけて馬を運動させる為に使用されます。
鞍
鞍は大きく分けて障害鞍・馬場鞍・総合鞍の3種類に分けることができます。
障害鞍
障害鞍は障害競技専用に作られた鞍で柔らかく乗り易い鞍になります。
馬場鞍
馬場鞍は馬場馬術専用に作られた鞍で深いシートで精密に馬を操作することができる鞍です。
総合鞍
総合鞍は障害鞍と馬場鞍の中間の作りになっておりどちらにも使える鞍です。
鞍については製造元の国によっても特徴があり
フランス製の鞍は鞍が柔らかくシートは浅めになっており障害競技に適しています。
ドイツ製の鞍は鞍が硬くシートは深めであり馬場馬術に適しています。
最後に
このように乗馬で使われる馬具は色々あるので
気になる馬具があったら調べて購入してみると
乗馬の向上に一役かってくれるかもしれませんよ。
まずは自分の力量と相談してから検討してみることがオススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!