初めて乗馬される方は乗馬体験をしてから本格的なレッスンに入ります。
乗馬体験では「怖いな」と「何すればよいのか」とか
馬の上で思うのではないでしょうか。
「乗る前に必要なことを事前に知りたかったな」
こういった声に対して説明してみたいと思います。
この記事を書いている私も乗馬を始めたのは20代後半からということと
知り合いもいないし、何も知らないまま乗馬クラブの中に1人で入っていきました。
それでも今も楽しく週に1回は乗馬をしているというような人間です。
乗馬体験とは
乗馬においてまず体験することは引き馬になります。
インストラクターが馬を引いて、そこに乗るというものです。
何もせずに馬が動いてくれるので深く考えず乗り心地だけを体験できるようになっています。
自分の合図で馬を動かしてみる
その次に綱はインストラクターが持っていますが綱を伸ばして
騎乗している方の自由が高くなる乗り方もさせてくれるのではないでしょうか。
ここでは手綱を左右に移動させることによって馬が曲がることを体験させてくれたりとか
脚で馬のお腹を蹴ることによって発進することや
手綱を手前に引っ張ることによって止まることを体験できます。
体験が終わる頃にはもう時間なのかという感じに時間が短く感じると思いますよ。
馬への乗り方
馬へ乗る場合は地面から直接馬に乗るんではなくて
まず台などを馬の横に置いて高い位置から、またがり鐙に足を乗せます。
これは馬を鐙を乗る時に引張りすぎると
馬の背中に負荷をかけてしまって馬にとって良くないことなのでそうします。
そのあと手綱を軽く両手で持つことになります。
手綱を引っ張りすぎると馬は止まれの合図だと思い、進まないと思いますので
少したわむ程度に持つと良いでしょう。
そこからゆっくり並足で左右に揺られながら馬と進んでいきます。
注意点は？
馬にまたがる時に台との距離は近い方がいいです。
距離が遠いと馬が少し前に動いた時に体勢を崩してしまう可能性がありますね。
あと必ず手綱はつかみながら乗るようにして下さい。
これも馬が動いた時に馬に寄っていけなくて落ちてしまうことがあるからです。
イレギュラーなこと
しかし馬も動物なのでイレギュラーなことが起きる場合もあります。
馬は草食動物であり音に敏感な動物なので
何かしら馬を驚かせるような音や衝撃が起きた時に馬がとっさに動きます。
乗り手にできるのは手綱を持ってバランスをとるか
無理なら思い切って手綱を放して落馬するかになります。
このことを知っているかいないかで
乗り手が受ける衝撃や恐怖の程度は変わってくるはずです。
有名な歌手の方で撮影クルーが異常な動いて馬がビックリして暴れて
乗っていた歌手の方が骨折したなんてこともありましたよね。
最後に
馬は基本的には賢く優しい動物なので危険ということはありません。
第一歩として馬に乗るとこんなに楽しいとか
馬って面白いとか感じることが乗馬体験でできると良いと思います。
イレギュラーなことはめったなことでは起きませんが
それもまた楽しさの1つとして考えられると面白さも増すのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
