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荒れ地を整備するコツ

 
こんにちは、荘司です。
農園や畑を初めてみたいと考えた時に、すぐ使える場所ってありますか?
基本的にはあまりなくて、荒れている場所しか使えないような気がします。
業者に頼むと多額の費用がかかるので自分で整備したいですよね。
「荒れているけど、どうしようかな?」「何から手をつけようか?」

そのような疑問に対して答えてみようと思います。

この記事を書いている私は、荒れている土地を整備して、今はそこで果樹や野菜を作っています。

枯れた土地

整備すべき荒れ地

人が手入れを放棄して何年も経っている土地です。

高齢の方が動けなくなってしまって、誰も手をつけなくなっている土地は結構多いです。

果樹や畑が放置されるとどうなる?

果樹は比較的残っている場合が多いですが

足元の雑草が伸び続けることによって

果樹通しがツルで絡まっていたりして、入り込めなくなります。

野生動物の住処や爬虫類もいる危険な土地になります。

竹林が放置されるとどうなる?

竹林は放置されると周りに多大な被害を与えます。

まずは伸びきっている竹が老齢になり、折れることで道を塞ぎ

折れても竹は繊維質なので腐らないで倒れた状態を維持します。

さらには竹は範囲を広げていくので隣接している土地に竹がでてきてしまいます。

荒れ地の整備を始める

最初は動線を確保する為に雑草を刈ることから始め、

鎌や刈り払い機、ハンマーナイフモアなどを使用します。

しかし荒れている危険な土地を整備すると様々な問題が発生します。

枯れた果樹を取り除く

果樹に関しては放置しておくと日差しを遮る場合があるので

取り除きたいと思うこともあると思います。

しかし長い年月で根を張っていて倒れません。

この場合は木をチェーンソーで切り倒した後に

枝を細かく切って取り除き

根本の幹はユンボを使って掘り起こす方法が手早い方法だと思います。

私はユンボを使う前、地中の根をノコギリで切っていきましたが

途方もない時間がかかるのでオススメしません。

チェーンソーで切り倒している写真

切り倒す際の注意点

木が倒れることで周辺の電線などに引っかかったり壊す恐れがあります。

なので方向は予測して切り倒す必要がありますし

自分の方に倒れてきた場合は最悪の場合、死んでしまうので

逃げれるような準備をしながら切り倒す必要があります。

幹に切れ込みを入れる方法も知っておくと便利です。

伐採は冬に行うのがオススメ

これは他の時期と違って簡単に伐採できるからです。

まずは蚊などの虫がいない時期であり、

伐採する木も寒い時期になると休眠するので

普段は根から水を吸っている木が吸わなくなっていて

比較的軽くなっているので刃が通りやすく、スムーズに作業ができます。

整備が完了した後

すぐに果樹や野菜を植えることはしない方が良いです。

それは土を掘り起こしていた場合、土の団粒構造が破壊されたり

畑の生態系が崩れているので、良い作物が育たない確率が高いからです。

1年近くは休耕できるようにしたいです。

最後に

荒れた土地は長期戦を考えて行うと良いと思います。

時期によって整備の難易度が変わってきますし

何よりもメンタル的に削れていくからです。

コツコツやっていきましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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