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マルチの失敗しない張り方

 
こんにちは、荘司です。
マルチを畑に張るという作業は誰にでもできますが簡単にみえて難しいです。
「こんな張り方で大丈夫なんだろうか?」「張り方の正解って?」

 

こんな疑問に答えてみようと思います。

この記事を書いている私は自然栽培農家さんのところで研修を受けて

今は自分の畑で果樹や野菜を栽培しています。

黒マルチをしいているところ

マルチの用途とは

上の写真のビニールは農業ではマルチと呼ばれ、上の写真は黒マルチと呼ばれます。

大きく分けてマルチは黒いマルチと透明なマルチがあります。

マルチとは野菜を育てる時に使う保温や保湿をするものになります。

マルチ自体には雨による泥の飛び跳ねを防止効果や

畝の土の流出防止などの効果もある為、農業においては重要な道具です。

透明マルチの特徴

太陽の光を通すので土の温度が上がりやすいので

寒い時期に使用し土の温度を上げて作物を早い時期から育てることができます。

土の湿度を保つ性質は同じであり、透明の方が黒い方に比べ温度は高くなります。

なので夏前に行う太陽熱消毒と呼ばれる、土を高温にして雑草を枯らすこともできます。

気をつける点は?

土の温度が上がりすぎる点にあり使う時期を見誤ると

地温が上がりすぎて野菜を枯らしてしまうことがあります。

なので温度計を土中にさしておくなどして地温を確認しておくとよいでしょう。

黒いマルチの特徴

黒いマルチは太陽の光を通さない為に雑草が生えにくく

透明マルチより温度を低い温度で保温する為、使い勝手が良いように思われます。

気をつける点は?

黒いので土の中の状況が見えないことにより

気づかない内にマルチの中で雑草が生い茂ってしまい

野菜の成長が阻害されてしまうことがあります。

黒マルチといっても完璧ではないので雑草は少なくなりますが

時々は除草をする必要があるように思います。

その他の色のマルチ

透明マルチと黒マルチ以外にもマルチがあり、例えば銀色マルチなどがあります。

これは虫を近づけない効果や光を反射する為に果実の着色を良くする効果があります。

他には生分解性があるマルチなど環境に良いマルチも出回っています。

気をつける点は?

通常のマルチと違うマルチは値段も高くなっています。

効果はあるように思いますがマルチの効果に頼りすぎて

余計に費用をかけてしまうことがあります。

マルチの理想的な張り方

マルチの目的は保温したり雑草を生えさせない為ということでした。

これを実現する為には

土とマルチの間に空間を作らないということが理想的です。

よって畝を作る際に凸凹していない畝が必要になります。

なのでトラクターと管理機で畝を綺麗に作りましょう。

トンネルの使い方について

マルチと似た用途のトンネルも補足で説明してみます。

トンネルは畝を覆って

種の状態から発芽、そして収穫前の時期までトンネル内で生育させるものです。

トンネル栽培の写真

トンネルの効果

・温度と湿度が一定に保つことができ、発芽させることも可能

・強風から若い苗を守ることができる

・虫の侵入を防ぐことができる

 

以上のような効果がある為、トンネル栽培と言われるような

早い時期から栽培をする栽培方法にも使用されています。

トンネルの注意点

トンネルを使用とする初心者の方が陥る失敗としては

トンネルを支える支柱の立て方での強風時のトンネル崩壊や

日中のトンネルの開け閉めのタイミングによる高温障害などがあります。

最後に

マルチやトンネルなどの使い方を説明させていただきましたが

その物自体には効果がありますが、それをしっかりと使う技術も必要です。

マルチならばしっかりと土とマルチの間に隙間がないように敷く技術が必要であり

トンネルならば支柱を刺す深さや支柱間の間隔

トンネルを縛る紐の力加減など慣れによる部分もあります。

実践を繰り返してより良い技術を磨いていきましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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