ケージへの噛み癖のアイキャッチ

シマリスのケージへの噛み癖が悪い理由

 
こんにちは、荘司です。
普段シマリスをケージで飼っている方が多いと思うのですが
シマリスを飼っていると困ることでケージを噛むことはありませんか?
気が付くとすぐ噛んで音を立てているという場面は私もよく見かけていました。
「音もうるさいし、どのようにしたらやめさせることができるの?」

 

そのような疑問に答えてみようと思います。

この記事を書いている私は現在シマリスを飼っていて、過去にも数匹飼っていました。

ゲージにしがみつくリス

なぜシマリスはケージを噛むのか

最初の頃は気づいたらしていたぐらいでしたが年中している時もあります。

これはケージの中にいる自分のことを気づいてほしくて

ケージの外に出たい時に噛むと思います。

外に出してあげれば噛むのはやめるのですが

タイミングとして出せない時もありますよね。

特に秋から冬にかけておこることがある狂暴化の時期にケージの外に出すことは

飼い主さんにとってもリスクが高い行動のように思われます。

ケージを噛むことによる弊害

なぜケージを噛むことを防ぎたいかというと

もちろん音もあるのですがシマリス自身の歯が壊れてしまうからです。

シマリスの歯自体は何度も生えてくるものなのですが

硬いケージを噛むことで歯の付け根部分の骨が壊れてしまいます。

壊れないにしても歯の噛み合わせが悪くなってしまって

上手く食べ物を食べることができなくなってしまいます。

歯がないことは気づきにくいです

普段シマリスの歯ってなかなか見えないですよね。

なので食べている時にじっと観察しないとわからないです。

おかしいなと気づく時はケージ内に血がついている時や

食べ物が減ってないなと気づく時なので普段から観察は必要ですよ。

噛まなくさせる為には

シマリスがくり返しケージを噛むような時は

視界をさえぎるようなものをケージにかけてあげましょう。

そうすると無視することがわかるのか大人しくなります。

ですがこれは一時的な対応でしかない為に根本的に解決する方法ではありません。

根本的な解決方法は頻繁にケージの外に出してあげる必要があるように思われます。

やはりシマリスは好奇心の塊のように思えるので

危険だということはわかっていても

色々な所に行きたいという本能があるのではないかなと思うので

それをさえぎるような環境にあると

ケージを噛むような行動をしてしまうのではないでしょうか。

狂暴化の時期に関しては飼い主と直接触れるようなことはできないこともあると思うので

ケージよりも広い空間を作って、そこで動き回らせてあげることで解決します。

気づいたらケージの中にいる時も

一度外に出たらずっと外にいるのかと思いきや

遊び疲れてくると自分でケージの中に戻ってきたりするので

ケージが嫌いというわけでもないようです。

いつでも出たり入ったりできるようにしておくことがいいかもしれませんね。

最後に

このようにケージを噛むことによって、すぐに折れる歯になってしまいます。

これでは大好きな種を食べることもできなくなってしまうので

飼い主というよりもシマリス自身を気遣う意味でも

ケージを噛む行為はなくしていきたいものです。

野生のシマリスは自分の歯が壊れるまで噛むことはないというので

壊れるまで噛むのは異常という認識が飼い主さんには必要だと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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