高齢のシマリスのアイキャッチ

老いたシマリスとの関わり方

こんにちは、荘司です。
シマリスを飼っていて、昔よりも大人しくなったと感じることはないでしょうか?
飛び回っていたイメージから変化があった時などです。
そういう場合は病気もですが、通常は老いということも考えられます。
「大人しくなったけど、変わらずに接していていいの?」

 

このような疑問に対してお話ししようと思います。

老人がベンチに座っている写真

シマリスの年齢と老い

私達人間からするとシマリスの寿命は凄く短いです。

よって人間が老いたと感じるのに60年かかるところが

シマリスでは数年で訪れてしまいます。

老いの症状

若いシマリスは素早い動きをしていて元気だなと思うのですが

高齢になるにしたがって筋力の衰えなどにより行動範囲が狭くなったりします。

部屋で飼育している場合などでは

カーテンの上に登れなくなったりするのが、わかりやすい例かもしれません。

老いが見られるシマリスの年齢

飼育の環境にもよりますが、4年程度で行動が変わります。

老いたシマリスを飼うこと

生き物は例外なくそうなのですが、高齢になると免疫力が低下します。

病気になりやすくなったりして関わり方が難しくなることがあるので

シマリスの年齢とともに飼い主の意識も変化する必要があります。

触れ合い方の変化

高齢になると動きがすばしっこくなくなってくるので触り易くなります。

飼い主さんの手の中で寝てしまうこともあるのではないでしょうか。

穏やかに接していればいいのですが

あまり激しい遊び方はシマリスの怪我に繋がるのでやめましょう。

骨折することもあるので衝撃などは要注意です。

怪我をしてしまうと

小動物って怪我をしてしまうとなかなか完治できません。

怪我した箇所を気にして治ってきた頃に触ってしまったりするので。

高齢になると免疫力も下がってくるので怪我をさせないことが一番です。

食べ物の変化

若い頃は硬い物をかじって食べることができてたものも

高齢になると噛む力が弱くなり

途中で諦めて悲しい顔を見ることもあるかもしれません。

その場合は食べ物を柔らかくしてあげる必要があります。

方法としてはヒマワリの種ならば殻をむいてあげるなどがよいでしょう。

実際に殻が剥いてある種も売られています。

またミックスフードなどのものは

すり鉢などで細かく砕いてから水でふやかしてあげて

ドロドロな状態で食べやすいようにしてあげるのも良い方法だと思います。

住まいの変化

高齢になると温度変化にも弱くなってしまうので

温度管理は若い時に比べてしっかりしましょう。

動き回る時間も短くなってしまうこともあるので

安心して寝ていられるような住まいにしてあげることも必要です。

傷の治りも悪くなるのでゲージの中は爪などひっかけないような作りにしましょう。

ストレスを与えない空間も必要

高齢であっても色々な場所を走りたい気持ちもあるので

広い空間は容易してあげて下さい。

過保護すぎて狭い空間に閉じ込めることは良くないです。

最後に

飼い主としてはいつまでも飼っているシマリスが

元気でいてくれることを願っていると思います。

しかし時は残酷なものなので時間とともにシマリスは弱ってきてしまいます。

なので、そこからいかにシマリスを幸せにしてあげるか

ということが大事なのではないでしょうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

高齢のシマリスのアイキャッチ
最新情報をチェックしよう!