梅は花としても食べ物としても魅力的な果樹ですよね。
春は梅の木を見るのが楽しみです。
「梅ってどんな品種があるんだろう?」
このような疑問に対して答えてみようと思います。
この記事を書いている私は自然栽培農家さんへ研修へ行き
自身の農園でも果樹や野菜を育てていて、梅も数品種育てています。
梅の知識
梅は春の時期に花が開花して、そのあとに実をつける果樹です。
お花見としての魅力もある果樹であり
食べ物としても、色々な調理方法がある果樹になります。
梅の品種
梅といっても用途によって向き不向きがあるなど色々な梅があります。
例えば、完熟の梅用の品種もありますし
青梅の状態で扱う用の梅もあります。
それぞれ解説してみます。
陽光小梅
実が赤くなる品種で
極早生品種であり収穫時期は一番早い5月中旬から下旬になります。
一本で結実する品種であり、日本で一番早く出荷できる品種です。
七折
種が小さくて果肉が多い小梅品種です
早生品種であり収穫時期は5月下旬から6月上旬となります。
唯一小梅品種の中で樹上完熟が可能であり
黄色く色づいた実が収穫されます。
白加賀
中生品種であり収穫時期は6中旬となります。
梅干し、梅酒などに使える万能な品種です。
日本で一番多く栽培されており
雨が多い地域や水はけが悪い地域でも裂果しません。
南高
中生品種であり収穫時期は6月中旬になります。
関西で多く栽培されている品種であり、豊産性です。
梅干しとして優秀な品種です。
小粒南高
中生品種であり収穫時期は6月中旬となります。
南高梅の受粉樹として有用であり、果実品種も優秀です。
露茜
果肉が赤く果実が大きい品種です。
晩生品種であり収穫時期は7月上旬から中旬となります。
果実が赤く大きい為、赤い梅酒や梅シロップを作ることができます。
最後に
このように梅といっても様々な品種があります。
育てようと思ったならばカタログに語られている文言で判断することもできますし
実際に育てて果実を食べて苗を増やすなどの判断するのも良いと思います。
今回の記事は私が苗を購入している吉岡国光園さんのカタログを参考にさせて頂きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。