サツマイモの貯蔵方法

こんにちは、荘司です(・ω・)ノ

焼き芋などに使われるサツマイモって、貯蔵に気を遣うのは知っていますか?

多くの農家さんでは品質を維持したり、

来年への種イモの保存として重要な作業です。

今回はサツマイモの貯蔵方法についてお話ししたいと思います。

多くのサツマイモ

貯蔵の重要性

サツマイモは収穫したら新鮮な状態で食べることもできますが

貯蔵することにより、でんぷんがショ糖に変化するなどし

甘さが増すことや、食感であるホクホク感がしっとり感に変化するなど

多くの場合、美味しさが増すことがわかっています。

貯蔵の難しさ

サツマイモは貯蔵時の寒さに弱い作物です。

寒さにあたってしまうと、低温障害といった状態になってしまいます。

低温障害とはサツマイモの細胞が死んでしまうことで

黒くなり、甘さが無くなり苦味が強くなってしまいます。

なので、温度は5℃以上は確保して貯蔵する必要があります。

貯蔵方法

貯蔵の方法は収穫後どのように行われるのでしょうか。

基本的には5種類の方法があります。

簡易的な方法から難しい方法まであります。

溝穴貯蔵

一番簡易的に設置することができる方法です。

畑などに油圧ショベルなどを使用し、

横幅約1メートル、深さ約1.5メートルの溝穴を掘り、その中に貯蔵します。

安価に設置ができますが、貯蔵する位置が浅いため外気温の影響を受けやすく、

貯蔵中の傷みが発生することがあります。

ハウス簡易貯蔵

パイプハウスを遮光し、内部に保温資材で囲った枠を作りその中に貯蔵します。

安価で導入することができ、作業もしやすいのが特徴です。

しかし、温湿度管理が難しく、

厳寒期の低温による傷みが発生することがあります。

ハウス地下貯蔵

パイプハウス内に作った地下室に貯蔵します。

ハウス簡易貯蔵よりも温湿度の管理が容易です。

入り口をスロープにするなどの工夫により作業性を向上させることができます。

但し地下室での貯蔵のため、台風や豪雨等による浸水の危険があります。

室内簡易貯蔵

物置などの建物内に貯蔵する方法です。

温湿度を維持するために断熱材の吹き付けや換気扇などを設置します。

作業性は良いですが、こまめな温湿度管理(換気扇の稼働、床面への散水等)が必要です。

専用貯蔵庫

冷蔵装置を設置した貯蔵庫に貯蔵します。

断熱材の吹き付け、不織布の展張により温湿度を保ちます。

冷蔵装置がついているため温度管理しやすく、暖かくなる春以降も貯蔵が可能です。

また、床面に水を張ることで湿度調節を行います。

しかし、設置にかかるコストが高く、設置後も冷凍機の稼働による電気代がかかります。

最後に

貯蔵の方法は色々ありますが、生産者さんの地域や考え方次第です。

経済面や品質面や労力なども影響がでてくることなので

それぞれの方法の長所を見て、使うことが重要だと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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